北京解放軍総医院の劉育英(りゅういくえい)医師は、ラットに毛細血管の循環障害を引き起こす毒性物質を与え、その影響をみる実験を行いました(上写真)。
毒性物質を与えて30分もたつと、血管とそこを流れる血液の障害から、白血球の数が次第に増え、血管の壁に付着します。さらに時間がたつにつれ、血液の流れは滞って遅くなり、4時間後には血栓ができました。
ところが、あらかじめ冠元顆粒を投与したラットの血流では、白血球の増加もほとんどなく、わずかに血管からの出血はみられたものの、変化は少なく、4時間後も血栓ができることはありませんでした。
また中国・浙江(せっこう)大学の鄭篠祥教授は、生理食塩水と、血流をよくするといわれるある種の生薬エキス、冠元顆粒の3つで、ラットの血管に人工的に作った血栓がどう変化するかを比較する実験を行いました(次頁上写真)。
その結果、生理食塩水では、血栓はそのままで血管は1時間近くつまったまま。生薬エキスでは、38分後ゆっくり流れだした血液も、その後再びつまるという結果でした。これに対し冠元顆粒では、15分後に一部の血液が流れ始め、38分後には順調になって、血栓の量も減り始め、50分後には勢いがよくなるという結果だったのです。
丹参を主剤とする冠元顆粒は、また以下の病気に対する効果があることが分かっています。
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